ダルバート食堂で食ってみた

ランチを食おうと、小雨がぱらつく中、谷町六丁目駅から歩いてダルバート食道へ向かった。遠くにそれらしき店が見えてきたけど、開いているのか? 近くまで歩いていくと、ようやく開いていることがわかった。一安心。ドアを開けて入ると店内は12席ほどの広さだった。厨房の向かいにあるカウンタ席が4つ空いていたので一番手前の席にすわった。天井からぶら下がっている裸電球がメニューを照らしている。

早速、カレー2種盛のダル・バートを注文した。カレーはチキンカレーと週替わりカレーだった。あっ! 頼んどいてあれだが、週替わりのカレーが何なのか聞いていなかった……。まあいいか、くれば分かる。厨房のには男2人。オーナーらしきネパール人? と。バイトらしき日本人。待つ間に、メニューを書かれていたうん蓄を読んでみた。

ネパールの言葉で「ダル」は豆のスープのこと、「バート」はご飯のこと書かれている。そして「ダル・バート」は定食という意味らしい。なるほど! 豆スープのダルは塩のみの味付けで、ネパール料理には欠かすことのできない一品らしい。それほど待たずして、鉄のプレートに盛られたダル・バートが運ばれてきた。おお! 結構皿がおおきい。皿の上には中くらいの大きさの金属の器にはいった、週替わりカレー。小さい金属の器にはいった、ダル・バート。それから、チキンカレー。さらに副菜とアチャール2種といった組み合わせだ。期待が高まる。

まず、ダル・バートをスプーンでひとすくいして味をみる。塩のみというだけに、味はシンプルだが若干の甘みもありいい感じだ。お代わりしたくなる。

じゃがいもとキャベツの和え物にトライ。うん! いいね、いいね。ダル・バートっぽい。(ってどんな感じだよ)
チキンカレーは、チキンがゴロゴロ。辛さはちょうどいいスパイス加減。同じくポークカレーもポークがゴロゴロ。煮込まれたポークはホロホロで、柔らかかった。脇の方に、控えめにそえられたアチャールの酸味が、時折恋しくなって、少しずつカレーに足しながら味の変化を楽しんだ。ネパール料理のダル・バートは、インドやスリランカ程スパイシーではなく、日本人の下にもなじみやすい。国と言う単位でカレーを食べ比べてみても面白いかも。といってもインド、ネパール、スリランカの3カ国ぐらいか……。 ごちそうさま!

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