日曜の昼過ぎ。妻が外へランチを食べに行こうと誘ってくれたので、「ではカレーでも食べに行きますか」と提案してみた。却下されるだろうと思っていたら、なんとOKをもらった。そして家から徒歩5分ほどの場所にある砂の岬までやってきた。
砂の岬についた頃には13:30を過ぎていたが、まだ5人程並んでいて、それから20分ほど待ってようやく入店。ちなみに、ここの店主は年に何回かインドへ行くらしく、春先に来た時は、インド訪問中とのことで、開いていなかった。
スペシャルが売り切れたようで、ノンベジミールスを注文。ミールスが運ばれてくると、カレーの説明をしてくれるのだが、こういう時の説明は、なぜか覚えられない……。
キーマカレーは、豚肉だったか鶏肉だったか、忘れてしまったけど多分豚肉。コリアンダーをふんだんに使用している。サンバルは、豆の自然な甘みと大根の涼やかな香りが特徴的。ラッサムも素材を活かした、味となっている。
砂の岬の味は、なにか突出している感じはないけど、とにかく全体として旨い。それぞれのバランスの良さが、そのまま全体のバランスの良さにも繋がっている。ミールスの場合、旨いミールスほど味の説明が難しくなる。多くのミールスの場合、素材の味を活かした自然な味付けのところが多いので、なにかコレという特徴がないことが多いのだ。そいういういみでは、旨い旨くないにかかわらず、ミールス自体の味の説明が難しいのかもしれない。逆に特徴的なものが入ってくると、バランスを崩しやすくなってしまうのだろう。
では、なにを持って旨い旨くないをみわけるのか? 実はそれはそれほど難しくない。味を言語化しにくいだけで、身体の方がよくわかっている。旨いミールスほど、食べきるのが名残惜しいのだ。言い換えると、もっともっと食べたくなったところで完食となる。そして、砂の岬も御多分に洩れず、名残を残しながらの完食となった。
そのまま帰るのは、寂しいので、締めにオリジナルプリンをいただきました。満足満足。
ごちそうさまでした。