新宿三丁目の草枕で、ナスチキンカレーを食べてみた。

新宿の花園神社で酉の市がやっているというので、写真を撮りに、のこのこと出かけてきた。日も暮れて腹も空いてきたので、新宿三丁目駅の近くで旨いカレーがないかと探してみる。それで見つけたのが、ここ草枕だ。

お店の中は、アジアン・カフェラウンジ風だ。ってどんな感じといわれそうだけど、なんとなく置いてある雑貨がアジアンテイスト。それからカレー屋にしては席の配置などがゆったりして広々としている。そして、オーナーの趣味なのであろうカレーの本 カレー特集の雑誌が、カウンターの上やちょっとしたスペースに結構並んでいて、カレー好きが伺える。

草枕のカレーは、大量の玉ねぎが使われていて、なんと一皿にまるまる1個分入っているというから驚きだ。それを長時間かけて熱してつくったベースに、スパイスを様々調合して香り豊かにカレー仕上げている。そうメニューに書いてある。

メニューは、ナス/ナスチキン/トマトチキン/ナストマトチキン/えびとトマト/大豆とひよこ豆とトマトが並んでいる。当店お勧めと書かれている、ナスチキンを注文してみた。辛さは3番で。そうこうしている間に、どんどんお客さんが入ってきた。丁度いいタイミングで店に入ったようだ。少し遅ければ、並んでいたかもしれない。

カレーは少し深めの白く丸い皿に、ライスはフラットな白く丸い皿に盛られてやってきた。カレーの上には輪切りで素揚げされたナスが綺麗に並べられている。早速、一口目をスプーンですくい味を確かめた。たまねぎの自然なあまみと、時間をかけて生み出されたのであろう強めの苦味がやってきた。いいね。やや、スパイスのエッジの強さが気になるが、お店の循環がいい証拠かもしれない。スパイスに丸みが帯びてくる熟成時間が少ないのだろう。食べるほどに苦味は気にならなくなっていくから不思議だ。唐突にしゃっくりが始まった。辛さに胃が驚いている。舌で感じる以上に辛いのかもしれない。カレーを食べてもあまり汗をかかないほうだが、額に汗がにじむ。

それでも、スプーンを口へ運ぶペースは最後まで落ちることなく完食。いやー体が温まった。さて、腹ごしらへも十分になったところで、酉の市へ向かうとしよう。ごちそうさまでした。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする