旅行準備のゴタゴタを楽しむ方法

あるワークショップの企画で、
マウイ旅行へ行くこととなった。

企画・運営者として
現地の航空会社やレンタカー会社、
宿泊先との英語でのやりとりを、
すべて1人で担うことに。

家族のパスポートの切替にはじまり、
全てがトラブル続きだ。

これがきっかけで、
航空券は購入時の名前を変更できない
というルールがあることを初めて知った。
チケットのスペルを間違えてしまうと
パスポートの表記と違うため渡航ができない。
しかも修正ができないのだ。

例えば、結婚したり、養子になったりして、
やもをえず法的に名前が変わってしまっても、
渡航できないという、かなり一方的なルールなのだ。

うちの場合、チケット購入時には
まったく予期していなかったことが勃発。
なんと急遽自分がけっこんしたのだ。
自分自身が青天の霹靂である。

購入後に入籍をした為、
パートナーの子供たちの姓が
私の姓になった。だから
パスポートの名前とチケットの名前に、
食い違いが出でてしまった。

同一人物であることに変わりないのだから、
何とかして欲しいと再三HISに説明した。
しかし規約に書かれているの一点張りで
まったく埒が明かない。

結局、一人3万円で二人分の取り消し料を支払い
新たに買いなおす羽目になってしまった。
旅行前に凹む。

それから、ホノルルからカフルイへの
離島便のチケット名前変更もしなくてはならず、
そっちはそっちで英語の壁が・・・。
国際電話が非常に怖い。
結局こちらは、言葉の壁と悪戦苦闘しつつ
なんとか新しいパスポートの提示だけで済んだ。

こんなトラブルが続くなら
行かない方がましだ!と
怒りが込み上げてくる。

こんな時「でも大丈夫さ、
ハワイへ行ってしまえば、
楽しいバカンスが待っている」
などと、旅行に甘い期待を抱いていると
さらに足元を救われてしまう。
ということに薄々気づく。

この調子で南国のハワイへ行ったからといって
万事たのしいわけがない・・・のだ。

すると、もうこのトラブルごと
楽しんでしまえと。
思考の転換がはじまった。
これは神様が与えてくれた
アトラクションに違いない。

これは神様が与えてくれた
アトラクションなのだ。

世界中どこへ旅行へ行っても、
「今起こっていること」を楽しめなければ
東京の自宅にいたって同じこと。

そういう意味では、
旅行を決めた時から
すでに旅行は始まっている。

起こることを、起こるままに楽しむ。
トラブルは、神様がくれたアトラクション。
そんなスタンスで現実と
向き合うことができれば、
旅が何倍も面白くなっていくだろう。

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