物資は波動からできているらしい。ヴァイブレーションとも言われている。言い換えると震動である。もはやこれは科学的な事実ではあるけど、なんでヴァイブレーションなのに物質なのか? えーと、だから波動って固形物ではないのになんでそれが石とかダイヤモンドになるの? という疑問が湧いてきて一向に意味がわからない。
でも、最近ジョジョの奇妙な冒険パート5と『意識は語る ラメッシ・バルせカールとの対話』を読んでいて、謎が解けてしまった。この世の中の物質は全て波動だということはつまり私と思っているこの身体も波動ということです。ポイントの私からら見てではなく、私も含めて波動なわけです。言い換えると、今この瞬間に立体的に投影されている世界も私も含めホログラムの3D映画だということ。そして、この私もその映画のいち登場人物に過ぎない。そこには、その映画の世界のルールがあり、石は硬くて人間の力では砕くことができないというお約束ごとがあるというだけだ。そう、それは映画の中の決まりごと。
ジョジョの奇妙な冒険の世界では、この世界の中で通用するルールがあり、それに則ってストーリーが展開していく。多くの基本的な部分は私たちの住む世界のルールと変わらないが、スタンドとようばれる自らの精神が擬人化さした幽霊のような存在が出てくる。そしてスタンドは、個々それぞれが特殊な能力を持っている。物質を生物に転換できたり、時間を止めることができたり、地面を液体のようにできたり、つまりそういうことなのだ。