ステージマザー

自分らしくあるとはどういうことなのか?

だいたい自分なんてものが存在することすら怪しくなってきているのに。。

と、そんなことを言い出すとのっけからいきなり脱線してしまうので

その話は置いておいて……。

“自分らしく”を、「世の中の常識とか社会から否応無しに押し付けられる価値観に

違和感なり閉塞感なりを感じつつ、それらを無視して魂の赴くままに

生きること」と定義してみる。

少なくとも今の日本で自分らしく生きようとすることはとても大変である。

最近では、どこでもマスク着用というのが常識化しつつある。

うっかりマスクを忘れようものなら、スーパーににも入りにくく・・・。

時流に沿った振る舞いができなかったり、多くの人が普通と信じている価値観から

外れることは、偏見や差別の対象になりやすい。

そこまでいかないにしても恥ずかいいというにわかな恥辱を被る。

だから、やはり多くの人はそのようなことに巻き込まれないために

大なり小なり自分を犠牲にしながら生きている。

「子どもじゃなけりゃ誰でも二つ以上の顔を持ってる♪」と

清志郎が歌っていた。

つまり大変です。自分らしく在るということは。
世の中に忖度しすぎている己にきづかず、
偏頭痛や腰痛に悩まされいる大人のみなさん。
痛みが解消される映画のご紹介です。

今公開中(終了間近)の『ステージ・マザー』。

昨日、鵠沼海岸にある小さな映画館だけど美味しいパンとコーヒーを

楽しみながら映画を観れるシネコヤへ妻を誘って行ってきた。

リビングルームで電話を受けた母親がOh Nooo!と号泣している。

それは長らく音信普通だった最愛の息子の訃報だった。

彼が残したものを整理するために都会出て行く母親。

さらに、保守的な田舎に暮らす母親にとってショックなことが……。

なんと息子はゲイだった。

そこには、母親が知らなかった息子の人生があった。

そして、彼が残した遺産の整理にゲイの友人たち。

生きている時にには分かり合えなかった母親、

自分らしく生きようとする息子の友人たちのドラマ。

きっと、元気になれる一本です。

https://stage-mother.jp/

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