腹が立つことがあると
そのことが、何度も頭の中で
ループして、気づいたら、
ムカムカをぶり返している
ということが起こります。
今日もそんなことが起こりました。
仕事の打ち合わせで、
お客さんと話がかみ合わず、
何度説明しても相手に伝わらず、
向こうも聞きたい答えが得られなく、
喧喧諤諤と話をした結果、
お互いに解せぬ思いを腹にしたまま、
打ち合わせが終わりました。
帰りの山手線の中で、
「なんで、あの人はわからないんだ?」
「どうすれば、理解してもらえるのか?」
「人の話を聞く耳をもってないのか?」
ムカムカしている自分に気づきます。
その後、暫くは、
思考と感情がループを繰り返す
メリーゴーランドが、
私の中で展開されるのです。
こういう時は、暫くその
メリーゴーランドを静観すると、
思考と感情はおさまっていきます。
・・・・・・・
・・・・・・・・
あ、なるほど!
私は、相手に対して
腹が立っていたのではなく、
「上手く相手に伝えられない自分」に
腹が立っていたのでした。
そうかそうか、なるほどねぇ。
というこが、わかったりします。
でも、暫くすると、
思考と感情のメリーゴーランドに
乗っ取られていつことに気づきます。
あーまたやってしまっていると、
静観をしてみるのです。
ただただ感じて、やり過ごすのです。
すると、ああ、なるほど!
まだ、自分にOKを出せていない、
私がいることに気づくのです。
自我の奴は、出来そこないの子供を
叱責する親のように、
攻撃を仕掛けてきます。
そんな時は、自分にこう
呟いてみることをお勧めします。
「そんなところがOK牧場」
その、意表をつく角度からの
肯定的な呼びかけに、
思わず自我が、怯むこと請け合いです。