結局、生きている実感って
なんなのかって、考えた時に、
トドのつまり、それは刺激のことなんです。
生きていることは、
肉体をもってして、
初めて感じられることだから、
生きている実感を感じている時は、
肉体が刺激を受けて、
感じているということです。
だから、柱の角に足の小指を
ぶつけた時なんかは、
声にならない悲鳴をあげながら、
猛烈に生きている実感を
味わっているという状態なのです。
辛いものが好きな人がいますが、
彼らは常習的に、生きている実感を
求めている人たちです。
七味唐辛子は、簡単に生きている実感を
味わえる媚薬なのです。
デスソースという名の、
死ぬほど辛い、いやむしろ
激痛を味わう為のソースがあります。
死ぬほど辛いから、その名が付いたと
勘違いしている人が大半ですが、
そうではありません。
死ぬほど退屈な日常から、
あなたを目覚めさせ、
激烈に生を実感させてくれることから
その名が付いたのです。
と、私は推測しており、
言い得て妙だなと、ひとり悦に入っています。
ちなみに私は、辛いもの好きですが、
七味唐辛子までで、十分です。
実は、世の中には、無意識に
生きている実感を求めている
夢遊病の様な人達が大勢います。
それも災難、困難という形で
引き寄せています。
そういう人たちは、いつもこんな風に感じています。
「なんて、苦しい◯◯んだ・・・」
( )
「なんて、辛い◯◯んだ・・・」
( )
「なんて、酷い◯◯なんだ・・・」
( )
◯◯の部分は、自由にカスタマイズできます。
( )には、
本人は無意識で気づいていませんが
こんな言葉がはいります。
(そして、私は生きている!)と。
だから、こんな具合です。
「なんて、苦しい人生んだ・・・」
(そして、私は生きている!)
「なんて、辛い仕事なんだ・・・」
(そして、私は生きている!)
「なんて、酷い人なんだ・・・」
(そして、私は生きている!)
ちなみに私は、生きている実感を
できればポジティブな方法で感じたい派なので、
自分がやっていることに、
気づいているよう努めています。
さて、普段無意識にあなたは、
どんな生きている実感を求めていますか?