beat mania から太郎写真曼荼羅

久々、予定のない週末だったので、暇しててもあれだしどこかへ出かけるかということで、デスクの書類スタンドにストックしてあるイベントのパンフレッットを物色し始めた。これらは、映画を観に行った時や企画展へ行った時に持ち帰ってきたものだ。

その中から、見つけたのが『太郎写真曼荼羅』展だった。川崎市にある岡本太郎美術館で開催中らしい。岡本さんの美術館があるなんてこれまで知らなかった。天気もいいし散歩がてら行ってみることにした。最寄駅は向ヶ丘遊園だ。

せっかく小田急線にのるならと、以前から気になっていた喜多見にあるジビエカレーのBeat Maniaを経由していくことに。念の為、12:40の予約を入れる。喜多見駅に降りるのは初めてで、「何もない」という感想だ。かろうじて駅前にマックがあるのが救いか。Beat Maniaの面白いところは、女性の店主さんが自ら狩をしてきたジビエ(イノシシ、鹿、クマなど)を、カレーに使っているところだ。今日は、チキンビリヤニとイノシシのキーマカレーの1メニューのみ。クセがあるのかっと思っていたけど、臭みがなくて、スパイスの調合から味付けもよく、料理としてかなり美味いことに驚いた。その個体の食性、年齢、雌雄、発情期なのかどうかで肉の匂いが変わってくるのだそうだ。そこから、1皿のカレーにするまで、実に長いストーリーで、奥が深い。

太郎美術館は山の上にあり、一帯が自然公園のようなエリアになっている。桜新町から1時間もかからない場所にこんな自然があるということに驚いた。太郎写真曼荼羅はホンマタカシさんがセレクトした太郎さんの写真を展示する企画になっていた。企画展よりも美術館のロケーションが心に残った。

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