【インド旅行編】チェンナイ空港から長距離バスターミナルCMBTへの行き方

チェンナイ空港から長距離バスターミナルCMBT(Chennai Moffussil Bus Terminus)へは、地下鉄で行くことができます。チェンナイ市街を走る地下鉄はブルーラインとグリーンラインがあり、空港からはブルーラインが出ています。まず、AIRPORT駅からブルーラインで3駅目のALANDUR駅までいき、そこでグリーンラインに乗り換えます。ALANDUR駅から5駅目がCMBT駅です。

グリーンラインは途中から地上に出て、CMBT駅は約地上3階の高さにあります。その為、駅につく直前には進行方向に向かって左手眼下にバスターミナルが見えてきます。バスターミナルまでは線路を少し戻る感じで徒歩で行くことができます。

さて、ここからが日本と大きく違うところです。バス停には日本のような標識や番号は何も出ていませんので、目的のバスは聞いて探すしかありません。そんな情報すら無かった私たちは、そのカオスな状況に面食らいました。日本のバス停をイメージしていくとその違いに愕然とするでしょう。

例えるなら、築地市場のような(雑然として、うるさくて、人がいっぱいいて、臭い)場所にバスが何十台と停車している感じでしょうか。あたりを見回しましたが、チケット売り場のような場所はありません。そして、バスの先頭を見ても現地のニュロニョロした文字で書かれているので、文字から行き先を知ることもできません。私は、とにかくカーンチープラム行きのバスを探すことにしました。

「カーンチープラムへ行きたいのですが」と、職員風の人に聞きます。
「それなら、このバスだ」と、彼はすぐ目の前のバスを指さしました。

運良くバスを見つけた私たちは、もう一度バスの運転手に行き先を確認して乗り込みました。

その後、旅をする中でわかったことですが、長距離バスは必ず運転手と助手という二人組で運行しています。運賃はこの助手の人が、乗る前か乗車後に回収しにきてチケットと交換してくれる仕組みになっています。

それから、どんなに大きなバス停でも、行き先を記した看板などはないので、とにかく人に聞く。これしかありません。幸いインドのバスの人は田舎でも大体は英語が通じます。それから親切な人が多いので、行き先さえ伝えれば「それなら建物反対側のバス停だよ」などと教えてくれます。今回の旅では、バスで一度も困ったことはありませんでした。最低限行き先の都市や街の名称は覚えておけば、なんとかなるといいますか、こんなカオスな国でそれ以外の方法があれば教えていただきたいです。

運賃は、100Km移動しても数百円程度だったので、非常にリーズナブルでした。

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