新年始まりのカレーはNAINA (ナイナ)で

正月早々、一番最初の商談が川崎大師にあるお客さんだった。せっかく川崎へ行くのだから、当然カレー屋を探す。そこで見つけたのがこのNAINA(ナイナ)であった。JRの川崎駅をラゾーナ側へ出て、駅前から西へまっすぐ伸びる道路を2分ほど歩く。東芝未来科学館の前を通り過ぎ、大宮町の信号を右へ入ってすぐの所に、ナイナがあった。

この外観の雑然とした感じがいい。いかにもという感じで、しかも外にあるメニュー看板は色褪せていてこれまたいかにもな感じだ。旨そうな気配を漂わせている。しかし、この時私が感じていた期待感は、後に崩壊することになる。

店に入るとホールには2名の外国人スタッフがいた。客は私以外に2人だけ。昼時だというのに流行っていない感が……。確かに、1月8日(火)ということで、本気モードで仕事に入っている会社も少ない。当然ランチに来る客足も少ないのかもしれない。それにしても、食べろぐで3.5以上のポイントがある店だ。この閑散とした営業状況で大丈夫か? とにかく食べてみなくては、わからないのでオーダーすることにしよう。

ランチセットメニューは9種のカレーの中からひとつと、日替わりがひとつの計2種類のカレーと、サラダ、ドリンクで900円。そしてナンもしくはライスという構成だ。ちなみに今日の日替わりはナスとチキンのカレーだそうだ。私はカボチャカレーと日替わりのセットにした。日替わりカレーがチキンだったので、野菜系のカレーでバランを取ってみてみるという、高度なバランス感覚が伺える注文だ。そんなしょうもないことに1人説に入る私。

普段は、ナンは食べないのだけどオーダーの時にナンorライスを聞かれなかったので、待っていたらナンが運ばれてきてしまった。

ナスとチキンカレーは、ナスがひと切れとチキンも申し訳程度という感じで、具は質素な感じだ。スパイスワークに際立ったところはなく、普通に旨いカレーといったところだろいうか。

一方、カボチャカレーは、大きくカットされたカボチャが2個入っている。それをひと切れ口へ運んだ。やや硬めの食感が残る。スパイス感は普通で割とあって、味付けは甘めなで女性には受けそうなカレーだ。

食べログでは、かなり高得点を出しているけど、個人的には普通のカレー屋さんといったとろだろうか。川崎という土地柄周りに競合するカレー屋が少ないのも、その理由の一つのような気がする。

兎にも角にも新年一杯目のカレーご馳走様でした。

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